度が強い方のお困りへ

こんにちは!新潟は長岡市 

「メガネの専門店」プラオプ ハセガワです。

 

さて、お困りは人それぞれ十人十色。

今日は「度が強い」方のお悩みについて。

 

度が強い方のお悩みというと
・レンズが重い
・レンズが厚い
・目が小さく映る
・輪郭の線がメガネの中に映りこむ


などなど・・・

 

これを解決するには、「レンズの小さなフレームを選ぶ」事。

近視は真ん中が薄い凹レンズ、遠視は凸レンズを使うわけですが、

どちらもレンズが小さければ小さいほど、薄く軽くなります。

 

大きなフレームにちんまりと目があるよりも、

小さなフレームで周りのフチが目に近いほうが

目の大きさの変化を小さく感じさせます。

 

当然レンズが小さいので輪郭せんも映りこみにくくなるわけです。

これでバッチリ問題解決!ではまた次回お会いしましょう!!

 

・・・とは行きません。

 

小さければ何でもいいわけではありません。

メガネが小さすぎて目が離れて見える・・・

それじゃあ台無しです。

僕はデザインも「視覚を整える」ために

大切な機能だと思っています。

 

なぜならば、どんなに目に良いメガネであっても

「キライなメガネ」はなるべく掛けたくないと思ってしまうはず。


でも「好きになれたメガネ」ならずっと掛けていたくなるはず。
メガネの効果は掛けなければ発揮されないからです。


単に「カッコイイ」「かわいい」ではない。

 

そして

 

単に「目の条件に合うから」

 

というどっちかではなくって、両方100点を目指したい。

レンズの枠が小さくても、鼻の部分=レンズとレンズの間が

広く取られていて、バランスよく目の位置が決まるフレームとか
そもそもレンズの位置を掛ける人の目の位置に

あわせてオーダーできるフレームとか

 

プラオプにはそんなお困りに寄り添える

フレームを沢山用意したつもりです。

 

先日-12.00という強めの度数でお困り事は

「コンタクトからメガネに変えるととてもビックリされる、

メガネでも度数を強く見せないでオシャレに掛けられるメガネが欲しい」

 

というお客様にお作りしたメガネは、

ぴったり瞳の中心がフレームの中心になるものをチョイスした
小さなメガネでレンズの厚みが4mm以下になりました。

重さもおそらく10g前後。


赤いまん丸のとっても雰囲気にあったオシャレな

メガネに仕上がって、ムチャクチャ気に入ってくださったようでした!

 

なるべく目に近づけるようにフィッティングをすると、

目の大きさも少し大きく写りますし、

輪郭線もほぼ入り込みませんでした。

 

でも、目とレンズの間の距離が、検査の時と変わる

という事は度数も変わってしまうので

その変化を計算して作らなければなりません。

 

さらに、僅かなフレームのズレが見え方や

快適さに大きく影響してしまいます。


だから、正確なレンズの組み付け、

動かないフィッティングなどが要求されます。

 

でも、これは度数が強いから細かくやったのではなく

「全てのメガネに同様であるから」できる事です。

 

検査もフィッティングもコーディネイトも、

どこか一点が得意であってはいけない、

全てが得意でなければいけない。


細かく分けるんじゃなくて

「メガネが得意」じゃなきゃいけない。


僕らは「メガネ販売員」ではなく

「眼鏡技術者」でなきゃいけないと思うプラオプでした。