度なしの伊達メガネや度なしのサングラスは
どこにでも売られています。
ショッピングセンターからアパレルショップ、
ホームセンターなど本当にどこでも見かけますね。
一般的に近眼や乱視などの度がついている
レンズは眼に影響を与えて、度がついていないものは
眼に影響を与えないと思われているフシがありますね。
ところがどっこい、この度なしメガネやサングラスを掛けていて
具合が悪くなるという方がちょくちょくおられます。
メガネ屋さんならこのようなご相談を受けた経験があるでしょう。
本当はけっこうたくさんいると思うのですが、
度なしメガネを掛けるような視力のいい人は
メガネ屋さんに来ませんからねー(笑)
さてざっくり言いますと、私たちがものを
見ているのは光を見ているようなものでして
この光が透明なものをストレートに
通り抜けているように思われるでしょうが、
実はそうではありません。
コップに満たした透明な水にストローを差すと
ちょっと折れ曲がって見えるような
画像を見たことがあるでしょう。
似たような画像をお見せします。
ストローがないので箸ですが(笑)
このように透明であっても水は光の進路を曲げるのです。
MORE~快適眼鏡研究会~のメンバーにご相談ください。
度なしであっても、それはメガネなのです。
度なしのレンズもやはり同じ。
わずかながら光の進路が変わります。
このズレをカバーしようとして
眼が頑張るために疲れたり違和感が出たりします。
そして高精度な度なしレンズは可能な限り
光の進路を曲げないように製造されていて、
さらに眼鏡士の手によってその最小限の曲がりがお客様の眼に
最も影響を与えない方向にもっていくように
工夫して加工されているのです。
度なしのメガネやサングラスを
掛けていると眼が疲れてしまうとか
いつもちょっと違和感があるという方は、
影響を与える光の曲がり方をしているかも。
MORE~快適眼鏡研究会~のメンバーにご相談ください。
度なしであっても、それはメガネなのです。
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