メガネ屋さんの加工・今昔(前編)

青森県八戸市・海の街八戸の小さな眼鏡店
メガネアートです。

 

今回は、昔話しにお付き合いください。

 

私が眼鏡業界に入ったのは、ちょうどディスコが何件も街に出来、
歌手はピンクレディーやキャンディーズ真っ盛りの時代でした。

 

その年のレコード売り上げランキングは

 

1位・UFO 

2位・サウスポー 

3位・モンスター
4位・君のひとみは10000ボルト
5位・微笑がえし 

6位・透明人間 

7位 カナダからの手紙
8位・Mr、サマータイム 

9位・時間よ止まれ 

10位・わかれうた


いや~どの曲も知っているザ・昭和ですね(笑)

そんな前ですので、メガネを1個作るのにも
大変時間がかかる時代でした。

 

レンズもガラスが主流で、プラスチックレンズが

やっと出始めた時代で需要と供給のバランスで
プラスチックレンズは非常に高価なレンズでした。

 

まず、最初に修行したお店で先輩から教えてもらうのは
型板作りと言う工程です。

 

今は機械が進歩してその工程は加工機が自動で
行ってくれるのでありません。

 

型板作りは、その後、手で小さくレンズをかいたり
半自動(当時の加工機)の機械にセッティングするために
非常に重要な工程になります。

 

機械がその型板どうりに削っていくので
型板の出来不出来で、フレームとレンズの間に隙間が出来たり
ガラスレンズが途中で割れたり、PD(瞳孔間距離)がずれたり
します。

ですので型板作りに非常に時間を掛けて

丁寧に作った事を記憶しております。

 

新人の頃は、下手くそなので一時間も掛けて作り
仕上がり悪く先輩から頭叩かれて、作り直されたり
しておりました(笑)・・・懐かしい思い出です。


今回はこのへんで、次回へ続く・・・

 

  ∞ ∞ ∞ ∞


今日の唄(^_-)-☆

「キャンディーズ/微笑みがえし」