十条オヤジの5回目~深視力テスト

MORE快適眼鏡研究会参加店のメガネのササガワの十条オヤジです。
今年最初なのでアケオメです!今年も宜しくお願いします。


インフルが大流行しているようですが皆様お気を付けくださいね!
と言いつつ何の予防もしていない十条オヤジ5周目のリレーブログです。

リレーブログも100回を越えましたね~凄いです!。


それぞれの店主の思いのこもったブログを
仲間である私も毎回楽しみにしています。
あらためて参考になるな~なんてことも多々あります。


やはり「検査」や「掛け心地」についての技術的な内容がもっとも多いですね。
「ちゃんとしたメガネを作る」には大切な事なのだと感じています。

 

今回は検査のお話しです。


三桿法(さんかんほう)って知っていますか?


知っている方は少ないと思いますが、
深視力テストをする時の方法のひとつです。


普通免許の方には必要のないテストなので馴染みがないと思いますが
二種免許(タクシーやバスなど)・中型自動車・準中型自働車・大型自動車

・牽引などの免許には合格しなくてはいけないテストです。


何をみるのかというと、


深視力は一般的な視力とは違い立体感や遠近感の判断力をみます。
運転の時に他の車との車間距離を瞬時に判断することは重要です。
特にたくさんの人を乗せたり重いものを載せる大きな車は重大事故につながるので
このような検査があるのだと思います。

箱形の機械の中の三本の棒を見て頂き、

三本のうち真ん中の一本だけが前後に移動します。
三本の棒が揃ったところで合図して頂き、前後2センチ以内が合格範囲で
3回測定で合計誤差6センチ以内なら合格になります。


メガネのササガワでは、2.5メートル離れた位置から見る

開放式(一窓式)タイプです。


気を付けて頂きたいのは、教習所や試験場では開放式ではなく
覗き込み式(二窓式)タイプが多い様です。


私は体験したことが無いのですが、覗き込み式(二窓式)タイプは
日常視と違い不自然な感じで苦手な方が多いと聞きます。

 

深視力合否のカギを握るのが


①視力不良(遠視、近視、乱視)
視力には問題があって見えない場合は先ず視力の補正をいたします。
視力に問題がないけれど深視力には苦労される方もたくさんいらっしゃいます。
それは、立体的に物を捉える力や遠近感覚が弱いと考えられます。


原因としては、


②眼位ズレ(斜位、斜視)


③不同視(左右の度数差が大きい)


④眼球運動の不良(輻輳力、解散力)


などです。


眼位ズレや眼球運動の検査をして
メガネで補正することにより、

合格する可能性がアップする場合もありますので
遠慮なくご相談ください。


またビジョントレーニングによる眼球運動の改善も大切と考えます。
出来ればその時に慌てるよりも日頃から自分の目の状態を理解して
目をより良い状態にしておくことが大切だと思います。

 

当店では、
免許の取得や更新時にご要望に応じて深視力テストいたします。(有料)


試験場に行って初めて検査して不合格になり、

慌ててお越し頂く場合もありますが
不安のある方は事前にご来店いただき確認されると良いですね。


事前のトレーニングでご来店される方もいらっしゃいます。
また免許は関係ないけど、深視力テストして

みたいという方もお受け致します(有料)。


それにより自分の目の状態が分かるかもしれません。
お気軽にお問い合わせくださいね。
ではまた・・・十条オヤジでした。

 

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