コンタクトレンズと眼鏡

こんにちは 

 

新潟長岡 プライオリティ・オプティシャンズハセガワです。

 

今日はコンタクトレンズと眼鏡の関係について・・・。

 

コンタクトレンズは自然な視界のまま

ハッキリと見えるようになるので、

違和感が少ないというメリットがありますね。


鼻に跡もつかないし、視界は広いし。

では、コンタクトレンズを使えばメガネが要らなくなるか?

といえば、そうではありません。

 

眼の表面、黒目の部分は「角膜」という透明な組織です。

人の身体の一部ですから、角膜も細胞で出来ています。

普通だったら細胞は血液に含まれる酸素で呼吸をしているのですが、

角膜に血管はあれば邪魔でしかたありません。

なので角膜は別の方法で呼吸をしています。

 

それは涙が外気に触れ、そこで取り込んだ酸素を利用するのです。

 

簡単に言ってしまえば角膜は

「呼吸をしている」というわけです。

 

そこにコンタクトレンズをかぶせると

呼吸がしにくい状態になります・・・

 

最近のコンタクトレンズは酸素透過性が高いのですが、

それでも何もつけていない状態よりは呼吸は苦しくなります。


あまりに酷いと角膜の中の水分を一定に保つ大事な細胞が

少なくなってしまい、角膜の形を

保持できなくなるなんて事に成りかねません。

 

だから、キチンと眼に合ったレンズを使用時間を守って使い、

3ヶ月に一回定期健診を受けなくてはいけないのです。

 

簡単に手に入るようになってしまってそうした意識は

薄くなってしまっているように感じますが、

今は良くても将来を考えたら正しく使って欲しいものです。

 

なので、決まった「装用時間」を過ぎ、

コンタクトを外した時に眼鏡はやっぱり必要ですし、


万が一眼にトラブルが発生してコンタクトレンズの使用を

一時中止しなければならないときもありますし、
災害などで直ぐに避難したり、

コンタクトのケアが出来ない時などもあり、

眼鏡は同時に必要なのです。

 

では、眼鏡を作ろう!とした場合、

度数はコンタクトと同じでいいか?

・・・

実は違うのです。

同じ視力を出そうとした場合、

近視の場合はコンタクトよりも強い度数で、

遠視の場合はコンタクトよりも弱い度数で同じ効果になるのです。

それ以外にも

「コンタクトは眼の表面にあって眼一緒に動く」けど

 

「眼鏡は目の前に固定されている」という大きな違いが、


単純な視力だけではない「見え方」の差を生みます。

これは人によってメリットになったっりデメリットに

なったりするので、違いを考えて丁度良い眼鏡は

コンタクトと別に考えてあわせなければなりません。

 

コンタクトレンズも眼鏡も、

両方とも快適に使えたらいいですね!

 

ではでは!