前回加齢による眼の変化について投稿いたしましたが、
今回はもう少し掘り下げて続編です。
加齢による水晶体の変化で白内障がありますが
正確に把握されている方は少ないです。
50代ですでに発症されている割合が
40%で60代はかなりの高リスクです。
白内障のタイプもおおまかに核白内障、
皮質白内障、後嚢下白内障等ですがそれぞれ
原因や特徴および進行のスピードもまちまちです。
核白内障の場合ですと水晶体の中心部から
濁り近視化が進む傾向があり、
ものが2~3重に見えることがあり、
色感が変わる黒と紺の区別がつきにくい場合があります。
皮質白内障の場合は視力は良いのに、ぼやける。
昼は眩しく夜はコントラスト感度が低下して見えにくい等、
夜間の視力低下とグレア障害など。
後嚢下白内障はアトピーや糖尿病に併発しやすくて、
水晶体の裏側がスリガラス状に濁り眼内の
散乱光が多く進行が速い。
白内障の治療や手術などは眼科領域ですので
白内障になったときや予備軍などに眼鏡店での
術前術後のケアに関しては色々なご提案が出来る事があります。
まず白内障の予防としては紫外線のカットや
活動フィールドなどによるサングラスのご提案等々です。
そして白内障タイプ別のカラーレンズの提案や
度数変更や色感サポートなど色々な提案が可能です。
術後にもライフスタイルに合わせて
色々な高機能レンズが発売されていますので是非ご相談ください。
人生100年時代ですのでほぼ全員の方が
白内障の手術をされる事でしょう。
楽しい時間を過ごすために少しでも
ヴィジョンケアのお手伝いが出来れば幸いです。
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