視力の質について。その続き。

前回は余談で紫外線による目へのダメージに

触れて終えてしまいましたのでその続きです。


まず、肉食獣が顔の正面に眼球が二つあるのと、

草食獣が顔の側面に目が分かれているのは

何故かお判りかと思います。


肉食獣は獲物に飛びつくまでの距離感を測る為、

草食獣はその肉食獣から周囲を警戒する為に視野を広げる為ですね。


さて、人はどちらに属するでしょうか?


答えは肉食獣ですね。

 

視覚の最高性能である両眼視は立体に物を判別し、

そこまでの距離感を推測する事が出来るという言うものです。


難しく言うと、空間認識能力ですね。
そして、視力は両眼共に同じ最大視力である事、

そして、眼球が円滑に動く事が理想だと言う事です。


しかし人はそれぞれ目に個性があり、

両眼共真っ直ぐ前を向いてる訳ではありません。


両眼の視力を使って、立体に見る為には

それなりのパワーが要るのです。

その事をスポーツ界ではスポーツビジョンとか、
動体視力とかと表現されているのです。

 

両眼視にはパワーが要る為、プロにも引退が有るのです。
一般的な我々の世界では勿論プロのそこまでの能力は

必要ありませんが、視機能は老化すると言う事です。


だから必要最低限の両眼視を出来るように

両眼視機能検査や立体視検査は有るのです。

 

ただ視力がいいと言うだけでは無く、
両眼視の質が大事。また余談ですが、

長年コンタクトレンズなどを装着されると、

直に摩擦ストレスの掛かる角膜の面も荒れ、
痛み神経が削られると角膜が乾いても

痛みを伴わず気がつかずに擦れたガラス窓越しに

外を見るような状態になる事もある様です。


レーシック術後などもそうですが、

そうなると、夜間に乱反射つまりハロやグレアを起こし、

電灯が眩しいなどの症状も現れます。


これらを緩和するコーティングレンズも

発売されておりますので、

MOREの販売店様にご相談になって下さいネ。(^^)