「居眠り磐音(いねむりいわね)」が今月上映されます。

メガネとは少し話が違うのですが、

今映画で「居眠り磐音(いねむりいわね)」

が今月上映されます。


実はこの佐伯奏英さんの時代劇小説が好きで

4年ほど前から80冊ぐらい読んでます。
全てが江戸時代の話で商人や職人が

出てくることが多いのですが

当時のメガネ屋さんってどんなんだったのかなあて

想像にふけることがあります(実際に小説には出てきません)。


「江戸時代にメガネ職人として江戸に住んで

暮らしてたら楽しそうだなあって」妄想をしちゃいます。


少し調べるとフランシスコ・ザビエルが日本にもたらしたのが最初で、

江戸時代では徳川家康も掛けてた様です。


三代将軍・家光の時代にはポルトガルから

6万個もポルトガルから輸入され、
江戸時代中期頃になると

眼鏡の国内生産も本格的になったそうです。


当時、眼鏡を1両1分で買ったと言う日記があるそうです

(現代の金額にするとだいたい8万円くらい?)
行商スタイルの眼鏡屋さんもあって、

新品の眼鏡を売るのはもちろん、壊れた眼鏡の修理してくれたり、
新しい眼鏡と交換もしてくれたそうです。

(今の視力測定車で売るスタイルと似てます)


江戸時代の眼鏡レンズはガラスもしくは天然の水晶!
多分それを砥石で磨いたりして度数を決めたりしたと思います。
江戸時代のフレーム素材は、べっ甲(亀の甲羅)、

水牛の角、馬の蹄(ひづめ)、木など。
幕末には真鍮(しんちゅう)といった

金属製のフレームも登場しました。


フレームの「鼻あて」を発明したのは日本人らしい!です。
ちなみに眼鏡ケースも江戸時代からすでにあり、

根付(ねつけ)をつけ着物の帯に挟んで携帯してたそうです。


江戸時代後期には庶民レベルまで

メガネが浸透していました。が、高価だったため、
おいそれと買えるものでは無かったようです。


私もAOのビンテージのメガネを持ってますが

それでも1920年代(大正)なので

江戸時代に比べるとかなり最近のフレームですね!