MORE快適眼鏡研究会参加店のメガネのササガワの十条オヤジです。
十条オヤジ10周目のリレーブログです。
梅雨に入ってマスマスムシムシ(←何でカタカナ?)
~とする日々ですがいかがお過ごしですか?
令和(なんか涼し気な文字)フィーバーが過ぎたら
今度はまた選挙フィーバーですね。
今の時期ならではなのか、似たような内容に
なってしまいますがご一読ください。
さて先日、メガネをお作り頂いたお客様からご質問を頂きました。
「今度インドに行くことになった。気温が50度ぐらいになるらしいけど
このメガネは大丈夫ですか?」とのご質問。
私、「おそらく大丈夫と思います。
でも車内などの高温になりそうな場所に
置きっぱなしは駄目です!」
「メーカーにも確認してみます」とお答えさせて頂いた。
インド=カレーぐらいしか思い付かないのでウィッキしてみた。
日本よりはるかに広大で、地域によって気候も気温も様々なようで
最高気温が30度~35度のところもあれば40度~45度になるところ
45度~50度弱になるところもあるようです。
どんな場所に行かれるのか?季節や時間帯、その日の天候、
滞在時間や施設、移動手段、
冷房設備の有無などにより環境は激変しますので
メガネが受けるダメージも様々です。
念のためフレーム、レンズの各メーカーに問い合わせてみました。
フレームは、チタン製でテンプル(両腕)はエクセレンスチタンといって
弾力性のある素材です。レンズをナイロンの糸で支えるタイプです。
フレームメーカーのお答えは80度ぐらいまでは大丈夫とのこと。
取説には60度以上にさらさないでくださいと書かれています。
どんなに暑いとはいえ人が活動出来る範囲の温度
(42度ぐらいか)であれば問題は無さそうです。
気になるのは、ナイロンの糸が急激な温度差で
稀に切れる可能性があるという事です。
急激なというのがどのくらいかの具体的な数値を持ってはいませんが、
新しい糸であること、糸のテンションを丁度良くしておくことが大事です。
万が一切れた時に現地の眼鏡屋さんで
対処してもらえるのか?気になるところです。
使用レンズはプラスチックで、今回はマグネットで
サングラスレンズ(プラスチック)が
レンズに直に着脱できる仕様になっています。
レンズメーカーの答えは、
やはり55度~60度以上にさらさないでとのお答えでした。
レンズの材質やコートの種類にもよりますが
カット前の丸生地の場合は約85度ぐらいの耐熱性があります。
しかし枠の形にカットされた場合や溝堀加工や
穴あけ加工になっていると耐熱性は下がります。
今回はマグネットを埋め込んだ仕様になっていますし溝堀タイプです。
それらを考慮して55度以上にさらさないでとのことだと思います。
さすがにインドでも50度以上になることは滅多に無いと考えますが
かりに45度以上の環境下で人は野外活動が可能か考えると無理な気がします。
そう考えると生活圏内であれば問題は無さそうです。
そしてクリップオンのサングラスですが、
枠がありませんので一番温度の影響を受けやすいですが
人がメガネを掛けて過ごせる環境であれば問題ないと思われます。
一番気を付けて頂きたいのは、
停車中の車中に置きっぱなしにしない事です。
短時間に60度以上になります。
ダッシュボードの上などは80度以上になりそうです。
一発でレンズが傷みます。
メガネは掛けっぱなしなので置き忘れは無いと思いますが
クリップオンサングラスを
くれぐれも車中に忘れないでくださいねとお伝えしました。
夏休みや出張で遠方に泊まりで出かける時は、
予備メガネ持参は必須です。
さらに前もって現地に詳しい人から
情報が得られればもっと安心ですね。
ここまで書いてきて思ったのですが
低温時はどうなんだろうか?
国内でも-30度以上になることもあるし
海外だと-40度以上なんてのもあるし
寒冷地でのメガネ装着で気を付けるべき情報を
調べておかなければと思いました。
MORE加盟店で詳しい方がいらっしゃいましたら
教えて下さいネ。
ではまた・・・十条オヤジでした。
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