目が疲れてしょうがない?もしかすると過矯正かもしれません…

眼鏡を作成する際にはこれまでどのような視界で

過ごしてきたかが処方のさじ加減を

決めるうえで大事な情報となります。

 

ですので、来店時には使用中の眼鏡を

ご持参いただくようお願いをしているのですが、

 

このところ来店されるお客様(近視の屈折異常の方)

で過矯正の眼鏡をお持ちになる方が続いています。

 

作成した時点では合っていたのかもしれませんが、

少なくとも検査の時点では完全矯正値

(近視では最高視力の出る最弱度数)よりも強い状態でした。

 

近視の過矯正になると遠視と同じ状態

(遠くを見るときも近くを見るときも

ピントを調節する筋肉に負担がかかります)

になり、眼精疲労の一因となります。

 

お客様には検査前のカウンセリングで

同様のお話をするのですが、

お話を聞いていくとその状態で

パソコン作業を丸一日されている方が多くいらっしゃるのです。

 

眼鏡屋からすると驚きなのですが、

眼鏡についての知識をあまり持たない一般消費者の方は

何かおかしいなと思いつつも

どうやらそのまま過ごしてしまうようで、

一般消費者の方への情報発信の必要性を改めて感じた出来事でした。

 

過矯正となってしまう原因は、

大きく分けて以下の3つあります。


・眼の状態の経年変化
・検査前のカウンセリング不足
・目の内部にあるピント調節筋の緊張

(実際よりも近視度数が

強く測定されてしまう場合があります)

 

少しでも見え方にお困りごとを抱えている方は

お近くの店舗でぜひ相談してみてくださいね。