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中近両用ってのがあるんですよ

blog投稿店名:プライオリティ・オプティシャンズ blog投稿者名:長谷川毅

パソコンでお仕事をする事は、

普通にあるわけですが

年齢と共にそれがしんどくなる・・・


かくいう僕も老眼世代でございまして、

このブログを書くのも眼鏡なしではシンドイです。

 

そこで「遠近両用使ってみよう!」と

作ってみたけど思ったほどシンドさが改善されない。
遠くと近くは見えるんだけどなんで?

 

それはレンズの仕組みが

使う環境に合っていないからかもしれません。

 

今の遠近両用は遠くがよく見える部分と近くが見える部分に

境目はなく、無段階に変化しています。


でも、どうやって遠くと近くの見え方を切り替えるか?

といえばレンズのどの場所を使ってみるかで切り替えているのです。


つまり、真っ直ぐ前を向くと遠くがよく見える部分が使えて、

下を向いてレンズの下側を使うと

近くが見える仕組みになっているというわけです。


図にするとこういう事。

もし使っているパソコンが

デスクトップパソコンだとどうでしょうか?


視線は真っ直ぐ遠くを見ている時と同じ高さなのに、

パソコンの画面は近くにある・・・


すると遠近両用レンズの仕組みは

パソコンの画面を見るには適さないかもしれません。

そこで、こんなレンズを作ったらどうでしょうか?

真っ直ぐ見た時にパソコンの画面に

ちょうどよくなっていて、

しかも近くが広く見える。


でも遠くはアゴを引いて少し上目遣いにすると

部屋の奥の人や時計やホワイトボードが見える。
ずっとパソコンを見るとしたら、なんだかとても便利な気がします。

 

これが「中近両用レンズ」です。

 

もう10年もしたら革命的な何かができて老眼対策は

全然違う物になるかもしれませんが、

今のどんな最高のメガネレンズを
使っても「完璧」なものは作れないのです。

 

なので、使う環境に合わせたメガネを用意する。

生活の中で「見る」ものや事は変わらないのに、目は変化してゆく。

 

快適に、かつ高いパフォーマンスを維持する、

いや積み重ねた経験を生かし

もっと高いパフォーマンスを発揮するには

最適な道具が必要なのです。

 

パソコン戦士に最高の武器を!