どうして目の良い人は老眼が早い?

こんにちは、愛知県大府市にあるGLASS JOY 02(グラスジョイオオブ)の中村です。

 

さて、よく都市伝説的な話で

「目(視力)の良い人は老眼が早い」なんて言われます。


40才くらいで普段メガネを掛けない方にとっては

少し切実な問題かもしれません。
これは本当の話だと思いますか?

 

結論を先に言えば、その傾向は強いです。

老眼とは、近くを見る際に働く“ピント調整力”が

低下することによって起きる手元周りの見づらさ。


ピントを合わせる力自体は子供の頃から少しずつ落ちると

言われますが、ピンボケの症状として現れやすいのが40代です。


それが普段メガネを必要としない人だと30代から始まるという場合も。


「そんなに早いうちに老眼だなんて認めたくない」

 

「今まで目が良いのが自慢だったのに…」なんて思う方も多いでしょう。

 

ではなぜ目のいい人は老眼が早いのか?


目のいい人の多くは「遠視」という状態であることが多いです。
遠視とは字面から「遠くが見える目」と思われがち。
確かにそうなのですが、それには“条件”があります。

 

先ほど手元を見る際にピント調整力が要ると書きましたが、

遠視はこれが遠くを見る際にも求められる目です。


遠視は本来、近視と同じく遠くの景色がピンボケの状態なのですが、

力を働かせることでピントを正しています。


つまり遠視は手元にピントを合わせるのと、

遠くへピントを合わせる分も加わり、

余計に負担があるのです。

 

例えば10kgの荷物と5kgの荷物。


どちらを先に降ろしてしまうかと言えば、

当然負担の大きい10kgの方ですよね?
これと同じで手元を見る際、遠視の人は近視の人より負担が大きい目。


それによりいわゆる老眼症状が早く現れるわけです。
他にも要因はありますが、都市伝説を証明する

大きな要因の一つとして言えます。

 

ちなみに遠視は手元が見づらくなるだけではありません。
遠くにもピントを合わせる必要があると書きましたが、

その力さえもなくなると遠くの景色もぼやけてしまいます。


だから遠くは見えるから大丈夫といってやり過ごしていると、

運転免許の更新の時に肝を冷やすこともあるのでご注意くださいね。

お読みいただきまして、ありがとうございました。