良いメガネフレーム

いつもお世話になります。

メガネのバン 西川です。

 

さて今日は、メガネのフレームについての

お話をしようかと思います。

 

みなさん御存知の通りmade in japan のメガネフレームは、

福井県の鯖江市というところで作られています。

 

そして前々回だったかなお話しました通り

僕は、そのメガネの産地である鯖江市に住んでおります。


今年の初め頃、福井県眼鏡組合の主催である賀詞交歓会に

参加してきましたところこれからの鯖江に大きな変化が

起きるという事を聞いてきました。

 

何が起きるかと言いますと世界で一番大きなメガネの会社が

鯖江に工場をつくるぞーっというお話です。

 

なんだそれって良いことじゃん
鯖江の景気が良くなるんでしょ?

って思われましたか?

 

全然違うんです。

 

この続きはまた後ほど話すとして、今日本に海外製のメガネが

一か月何本入ってきてると思いますか?

多分驚かれると思いますが、、、

 

一月で約420万本のメガネが日本に輸入されております。

 

すごいでしょ?

 

このなかで中国製が373万本

凄まじい本数ですよね?

 

勿論すべてが国内で販売されてる訳ではないと思いますが、、、

この373万本、昔は、ほとんどが福井で生産されていました。

年間で約4500万本

そりゃあ衰退して当たり前ですよね。

 

勿論最近では、輸出もしていますよ
何もてを打たないとダメになりますもんね。

ちなみに輸出数は、69万本

全然追いついてないでしょ?

 

さてじゃあ話を戻します。

 

今、「日本製、made in japan」のメガネが

欲しいと思っている人が日本人じゃない
って事は、お判り頂いたかと思います。

 

誰が欲しいのか。

 

それは、海外のブランドの方たちだと思います。

ブランドのメガネやサングラスにmade in japan と

刻印を打ち込むとかなり高額でも販売する事ができます。


勿論鯖江の技術も欲しいとおもいますが、、、

只かなりの低価格で鯖江に仕事を振ってきます。


しかし生産ロットが大きいのであまり利益が無くても

受けざる負えない状況になってしまうみたいです。

 

ここまでは、まぁしょうがないよねって

思われるかもしれませんが

実は、ここからが大問題!!

 

いつも普通の価格で注文をだしてるメガネの企画会社さん

の商品が受けれなくなってしまっているんです。

 

通常3ヵ月~4ヶ月で仕上がるはずのメガネが

今や半年から8ヶ月待ちの状況になってしまっています。

 

なのでメガネの会社は、注文を取っても商品が卸せない。

卸せないから代金がもらえない。

 

代金がもらえないと、、、

 

さてまたまた長いながいブログに

お付き合い頂いてしまったかもしれません。

 

まだ間に合うはずです。

 

もし海外ブランドの注文がなくなり、更にいつも注文を

だしてたメガネの会社がなくなってしまってからでは、

もう遅いのです。

 

小売店の方は、是非made in japan 仕入れてあげて下さい。

 

エンドユーザーのお客様、もし海外製と日本製で

迷う事がありましたら、よければ日本製を贔屓目でみてあげて下さい。

やばい良いメガネフレームの話ができてない。

 

良いメガネフレームとは、使う方の顔にぴったりと

合わせられるメガネフレームだと思います。

いくら軽くて柔らかくて壊れづらいとか

新素材だなんだといっても顔の形に調整できない

メガネなんて論外だと思います。

 

メガネをもし選ばれる際には、店員さんに聞いてみて下さい。

 

「このメガネ私の顔に合わせる事できますか」って