サングラスが活躍するシーズン、カラーはどうやって選んでますか?

こんにちは 東京大田区のメガネのイザワ 伊澤康一郎です。


暖かい気持ちのいい日も多くなってきました。
天気のいい日はピクニックにでも行きたくなりますね?

 

そんな天気の良いお出かけの時には

ぜひサングラスをお忘れなく!!

 

そこで今日はサングラスレンズのカラーについてのお話です。

サングラスカラーどうやって選んでますか?

 

単純に「好きな色」でも良いと思います。

普段掛け用にお作りする眼鏡のカラー(

濃度が25%くらいまでの物)などは結構

「フレームカラーに合わせて・・・」とか

「パーソナルカラーからするとこの色!」等で選ぶ方が
今でも多くいらっしゃると思います。

 

ファッション学的にはそれで全く問題ありません。

ただちょっと視点を変えて「色」によっても

特性があるので見え方にこだわる方は

特に参考にされると良いと思います。

 

ざっくりと色の特徴をお話します。

まずは男性がサングラスで選ぶカラーで代表的なブラウン

グラフは色別にどのくらい光を通しているかを

表していますので、中心の黄色あたりから

左側の青色に行くに従って光を遮っています。


対して黄色から赤側にかけて光を通していることになりますが、

主な効果としては人間の空気中で発散しやすい短波長光である
青系を抑え、網膜の感度が一番高い黄色付近まで抑えているので

眩しさ抑制効果が高く対して赤系をよく透過しているので
暗く感じにくいです。


そして日中のドライブなどでは危険色と言われる

赤信号やブレーキランプを認識しやすい傾向にあります。
コントラストを上げる効果もあります。


デメリットとしては裸眼の感覚から比べると

色調変化が大きいので「視界が茶色になる」

という部分でしょうか(笑)


続いてレイバンのサングラスでも代表的なカラーのグリーン

厳密に言うとレイバンのグリーンと

レイバン風のグリーンとでは違う部分もありますが、

グリーンカラーの特徴としては
ブラウンと比較してグリーンから

イエロー領域を比較的透過しているので新緑の季節、

トレッキング等する方には良いと思います。


続いてはイエローカラー

イエローカラーの特徴はズバリ短波長光である青色光を

特定的に抑えるところにあると思います。


最近目にするケースは少なくなりましたが、

クレー射撃などの選手が掛けているイメージがあります。

 

一般的に使うとすれば夜間ドライブ等は明るく見せて、

最近の明るい対向車のヘッドライト(白)

などを和らげる効果があります。

 

そして最後にどんな機能がいいか迷った場合の

マルチプレーヤーはグレーカラーです。

グレーカラーの特徴は平均的に光を抑え、

日陰に入ったような効果があります。
色調変化も起こりづらく、

当たり障りなく眩しさを抑えます。

 

こんな感じで色ごとに実はそれぞれ特徴があります。

そして今回例に上げたカラーの内容はあくまで代表的な効果です。


最近ではフィルターレンズとして各社の調整した物が

様々ありますので、お作りいただく際に「

特にどういった時に使いたい」などを
伝えていただくとカラーチョイスの

お手伝いができると思います。

 

是非参考にされてみてください。