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既成老眼鏡、当てずっぽうで買っていませんか?

blog投稿店名:GLASS JOY 02 blog投稿者名:中村響

2019年も残り10日余り。
いよいよ年の瀬という感じですね。


この時期の風物詩と言えるのが、競馬の有馬記念。
史上最強牝馬とも言われるアーモンドアイのまさかの参戦。


オーストラリアを制圧したリスグラシューは、

春秋のグランプリ制覇を目論みます。


他にもフィエールマン、キセキといった凱旋門賞帰りの面々に、

JCを制したスワーヴリチャード、

皐月賞馬・サートゥルナーリア等々、

今年は過去に見ないほどの超豪華メンバー。


この中に掲示板にも載れない(6着以下の)

馬が出るのかと思うと、興奮が抑えられません。

 

さて、その競馬予想で欠かせないのが競馬新聞。
競馬場や馬券売り場で既成老眼鏡と思しきメガネを掛けて、

じっくりご覧になっているおじ様の姿を多くお見受けします。


その中にはメガネを掛けても

見づらそうにしている方も少なくありません。

お客様とお話をしていると

 

「老眼鏡を掛けさえすれば手元が見やすくなる」

 

とお考えの方もおみえになります。


実は既成老眼鏡が合わずに見づらい、

というケースは少なくありません。
なんで老眼鏡を掛けても手元が見づらいのでしょうか?

 

単純な理由としては、目の状態とその度数が合っていないケースです。
老眼鏡は「+1.0」とか「+2.0」とかの度数の表記があります。


この度数が合っていないことで、ピントのズレ、

つまり見づらい状態となるのです。


特に「遠視」という状態の方だと、その度合いによっては

+1.0程度では全く見えない

(むしろ遠くがよく見えるようになった)

ということも少なくありません。


遠視の程度はパッと見ではわかりづらく、

その見分けにはしっかりとした検査が必要です。

それ以外にも原因はあります。


その一つが乱視。


基本的に既成老眼鏡は乱視が矯正されていません。
乱視が正しく合っていないと、

数字の「3」や「8」や「9」などの

見間違いがよく起こります。


また左右の度数に違いがある場合は、

見えるけど何か見え方が変…ということも。


既成老眼鏡は既製品のため、これらの微調整ができず

見づらさが改善しないケースもあるのです。


「老眼になったばかりだから+1.0くらいでいいか」

 

「前の老眼鏡が見づらくなったから度数を強くするか」

 

という具合に選んでいると、

結果、無駄な買い物をして

しまうことにもなりかねません。

 

本当はちゃんと調べて、目の状態に合ったメガネを

作る方が見やすく疲れないものとなります。


だから“あなた仕様”のメガネを作ることをお勧めします。
でもご予算の都合などで既成老眼鏡しか買えない、

という方もみえるかもしれません。


その際もメガネ屋さんに目の状態をみてもらって、

その状態に近い既成老眼鏡を選んでいただくのが良いと思います。

 

見え方が悪いために、大事な勝負のレースで馬番やオッズ、

金額などを見間違えて買ってしまっては興ざめです(笑)


今からだと有馬記念には間に合わないかもしれませんが、

年始の金杯、いや東京大賞典なら大丈夫!
ぜひよく見えるメガネで、大勝負に挑んで下さい。

 

それでは今日はこのあたりで。
お読みいただき、ありがとうございました。